道路橋等のRC床版では、交通荷重による疲労損傷が多く見られ、貫通ひび割れ部への雨水等の浸入は床版の疲労寿命を大幅に減少させることが知られています。このため、最近の新設橋はもちろん、既設橋の補修にも各種の防水工が適用されるようになってきています。しかし、橋梁の寿命を延命化するためのこれらの防水工については、基本的な性能はある程度確認されてはいるものの、施工の良悪が及ぼす影響や長期的な耐久性については十分評価されていないのが現状です。
当研究所では床版防水材料の各種性能評価試験を実施しています。それらの一例を以下に示します。
詳細はお問合せください。
防水層が保有する防水性能を照査する試験です。
成型した試験体のφ100mmの試験面に、防水性試験機(写真-3)を用いて0.5N/mm2の水圧
(蛍光水溶液)を24時間負荷し、規定時間 毎の減水量を測定します。
最終的には試験体を2分割し、割裂断面に検査液(蛍光)が浸透 しているか否か目視観察して漏水状態を判定します。防水工の初期 性能試験やひび割れ負荷試験を行った後で実施しています。
試験用コンクリート平板の購入、ひび割れ負荷および防水性試験についての申込みは、以下の担当者までお問い合わせください。
試験依頼票 | ![]() ![]() |
下地材購入依頼票 | ![]() ![]() |
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