当研究所では、昭和58年(1983年)に発足した、旧建設省の「低騒音型・低振動型建設機械の指定」のための計量証明を実施しております。
環境計量証明事業所登録:(騒音) 静岡県 第174-7号
(振動) 静岡県 第174-8号
計量証明の方法は、当研究所構内のISO6393およびISO6395に準拠した音響パワーレベル測定場 (コンクリート舗装およびコンクリート舗装と砂の2面)を使用、あるいは依頼者が測定場をご用意できる場合には、測定機器を事前に輸送し、依頼者の測定場にて実施致します。
計量の方法は、つくば市の国立研究開発法人土木研究所構内が測定場所として定められており、つくば市まで測定機器を輸送し、測定を実施します。
国立研究開発法人土木研究所の測定場所の使用については、手続き等に2ヶ月程度の時間が必要となります。
ISO,EUに準拠した建設機械の音響パワーレベルの計量証明、建設機械の振動レベルの計量証明など騒音・振動に関する計量証明を行います。
(申込みに先立ち)
・研究第3部の環境計量担当まで機種、台数、日程についてお電話ください。
測定場所の確保、天候予備日などを調整致します。
・建設機械騒音・振動証明申込書をお送りください。
・機械の諸元その他必要な資料は、測定までに順次提出をお願いしております。
(申込み書類)
・計量証明につきましては申込書に必要事項を記入し、お送りください。
(表書きに騒音証明申込書在中と朱書きをお願いします。)
「低騒音型・低振動型建設機械の指定」の概要
・昭和58年(1983年)に発足し、昭和63年(1988年)に改訂、低騒音の判定基準は、機側7mの平均騒音レベルによる。
・平成8年(1996年)に低振動の評価方法がバイブロハンマとバックホウの2機種について承認された。低振動の判定基準は、近似式により求めた15m地点の振動レベルによる。
・平成9年(1997年)に騒音規制法の改正を機に、騒音基準値をISO6393および6395の測定方法をベースとした音響パワーレベルとした。(測定方法および規程については国土交通省のホームページに記載されています。)
・指定時期は年4回あり、申請期限は3月、6月、9月、12月の末日で、当該計量証明書を添付のうえ国土交通省に必着。
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