Japan Construction Method and Machinery Research Institute
一般社団法人 日本建設機械施工協会
施工技術総合研究所
0545-35-0212

概要

施工技術総合研究所(施工総研)とは

 当研究所は、建設機械および機械化施工に関する試験研究を実施することにより、建設機械に関する技術の向上並びに建設事業の合理化を図ることを目的として、昭和39年に一般社団法人日本建設機械施工協会の付属機関として設立されました。(当初は建設機械化研究所と称しました。)
 建設機械に関しましては、発足当時の我が国は高度経済成長期にあり、飛躍的に需要が拡大していた建設機械の権威ある唯一の試験研究機関として多くの性能試験を行い、建設機械の性能向上に貢献してまいりました。そして機械の信頼性が高まるにつれて、主に環境対策や安全性能等の向上を図るための試験・研究・評価や、新機種の開発など、建設機械の高度化に取り組んでおります。
 また合理的な建設事業の推進に関しましては、調査、設計、施工、維持管理の各段階において生じる多様な課題について、適切な技術的対応を図ることが重要です。このため当研究所は建設機械に関する知見に加えて、土木、機械、地質分野等の多彩な技術者や各種試験機を有し、建設事業に関する総合的な研究機関として、国家的プロジェクトを含む多様な事業の調査・研究・開発に参画させていただいております。
 このような実績を踏まえて、平成14年には名称を施工技術総合研究所(施工総研)と改称し、これまでの経験、実績を基盤として、より高度化、多様化する建設技術の向上に総合的に取り組む研究所として、さらに充実を図っております。

建設機械と機械化施工に関するわが国唯一の総合試験研究機関として

 当研究所は、建設事業の推進により、安定した経済発展と、人と自然が調和したより良い環境の創造を実現するため、建設機械および建設技術の一層の向上と合理化を推進しています。
 このため研究所の発足当初から実践してきた「自らの頭で考え、自らの足で調査し、自らの手で試験」するという伝統を、現場主義、実証主義、直営主義として堅持しながら、調査・試験・研究・開発など建設事業全般にわたる総合研究機関として更なる充実を図ってまいります。さらに各種プロジェクトに参画させていただくことにより、皆様とともに質の高い成果を生み出して行きたいと考えております。