建設機械の燃料消費量測定方法については、これまで統一規格がありませんでした。
国土交通省では、地球温暖化防止対策として「建設施工の地球温暖化対策検討分科会」を設置し、建設施工における二酸化炭素排出低減の対応が検討されてきました。
その中で、施工時における建設機械の燃料消費量低減に関して、燃料消費量の定量的な評価方法が必要であるとの見解から、燃料消費による二酸化炭素排出量の寄与率が大きい油圧ショベル、ブルドーザ及びホイールローダについて(社)日本建設機械施工協会規格が制定されました。
・JCMAS H020:2014 土工機械-エネルギー消費量試験方法-油圧ショベル
・JCMAS H021:2010 土工機械-燃料消費量試験方法-ブルドーザ
・JCMAS H022:2015 土工機械-エネルギー消費量試験方法-ホイールローダ
・JCMAS H023:2016 ラフテレーンクレーン作業燃料消費量試験方法
当研究所では、上記JCMAS規格に則った燃料消費量の測定を行っています。
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