Japan Construction Method and Machinery Research Institute
一般社団法人 日本建設機械施工協会
施工技術総合研究所
0545-35-0212

トンネル止水研究部会

目的

 施工時、供用時の非排水を条件としたトンネル施工法として、都市部ではシールド工法が多用されますが、硬岩を対象とした山岳部のトンネルでは、注入工法が適用されることが一般的であり、多大な工期,工費を要しているのが現状です。
 このような状況の下、山岳トンネルにおける止水技術の向上を目的として、本研究部会を設立しました。

活動内容

 本研究部会は、当研究所と施工業者8社で構成しました。
 研究期間は、平成13年度から平成15年度の3年間で、計14回の検討部会を開催致しました。

構成

  • 株式会社大林組
  • 鹿島建設株式会社
  • 株式会社熊谷組
  • 清水建設株式会社
  • 大成建設株式会社
  • 西松建設株式会社
  • 株式会社間組
  • 前田建設工業株式会社
  • 社団法人施工技術総合研究所

研究概要

  • 一般的な工法である止水注入工法の施工実績調査、資料収集整理。
  • 止水注入工法および覆工止水構造(ウォータータイト)の技術的課題の抽出。
  • 早期ウォータータイトによる新しい止水の考え方の提案。
  • 早期ウォータータイトの施工方法の提案。